果物は「糖質が多い=太りやすい」と思われがちですが、それは正しくありません。
果物には、ビタミンやミネラル、食物繊維など、体の調子を整える栄養素がたっぷりで、上手に取り入れることで、健康的なダイエットをサポートしてくれる存在です。
この記事では、ダイエット中におすすめの果物と避けたい果物の違いや、果物を摂ることで得られる効果、食べる際の注意点まで詳しく解説します。
果物はダイエットの敵ではなく、栄養豊富な味方
最近狂うように通ってしまってる…梅田駅地下街にある果物屋さんのフルーツ紅茶ごろっごろ大きい果実を目の前で切り、沢山いれてくれて本当にこのお値段でいいんですか…ってなるそして茶葉やフレーバーも気分でカスタムできるから◎ダイエット中でも罪悪感なく甘いモノ欲満たされて有難い pic.twitter.com/qNyStMX1tU
— (@anir_diary_) January 22, 2024
糖質は太る原因ではなく、使い方次第で強力なエネルギー源になります。
果物に含まれる果糖は、白米や砂糖のような急激な血糖値上昇を起こしにくく、エネルギーとしても使われやすい性質を持っています。
加えて、果物には加工食品やスイーツには含まれないビタミンC、カリウム、ポリフェノール、そして腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれています。
つまり「果物=お菓子の代替」と考えれば、むしろダイエット向きといえるのです。
一方で、カロリーが高い種類や、GI値(血糖値の上がりやすさを示す数値)が高い果物も存在します。これらは摂取量とタイミングを意識する必要があります。
ダイエット中におすすめの果物7選
イライラしたり、嫌なことあったときって甘いもの食べたくならない!?
ダイエット中でも食べれるアイスがこれ
ヨーグルトアイスで混ぜて凍らせて完成。
カロリー低いからいっぱい食べてok
お好みの果物で作ってね
ヨーグルトの酸味と果物の甘味、パリパリのチョコの相性抜群オススメ‼️ pic.twitter.com/OiNf5P2oJX— おこめてゃ(制限中) (@78milktea1) April 6, 2025
イチゴやブルーベリー、キウイなど、果物の中でも「低糖質」「高栄養価」「満腹感が得られやすい」といった特徴を持つものは、ダイエット中に特におすすめです。
たとえば、イチゴは100gでわずか5.9gの糖質しかなく、しかもビタミンCが豊富。甘みを感じながらも罪悪感なく食べられます。
ブルーベリーはアントシアニンという抗酸化物質が豊富で、見た目の若々しさを保ちたい方にはうれしい果物です。
グリーンキウイは食物繊維が多く、お通じの改善にも効果的です。
満腹感を得やすく、少量でも満足できるグレープフルーツやスイカ、洋梨なども、食後のデザートとして活躍します。
果物を選ぶ際は「100gあたりの糖質量」「食物繊維やビタミンの含有量」に注目すると、自分に合ったものを見つけやすくなります。
食べ過ぎに注意したい果物とその理由
ダイエット中に甘い物が欲しくなる人絶対見て。ボトルに好きな果物、スプーン2杯の無糖ヨーグルト、豆乳or牛乳を入れてミキサーにかけるだけ。これ1杯で腹持ちするし、栄養もとれて一石二鳥。食べ過ぎた次の日の置き換えにもオススメ。間食がやめられない友達もこれに置き換えてから一気に痩せてた。 pic.twitter.com/NHKT7qjzjf
— ひな3ヶ月-15kgダイエット (@hinachan___) November 19, 2024
一方で、バナナ、ぶどう、マンゴー、柿などは糖質が高く、1回に食べる量を意識しないと糖質過剰になる恐れがあります。
たとえば、バナナ1本でおよそ93kcal・糖質18.5gと、果物の中ではトップクラスです。
また、アボカドのように「栄養価が高い」とされている果物でも、脂質が非常に多く1個で250kcal前後になります。
健康的な脂質とはいえ、食べすぎれば摂取カロリーオーバーとなり、結果的に太る原因となります。
さらに注意したいのが「干しぶどう」や「缶詰の桃」など加工された果物は、糖質が濃縮されているため、生の果物とはまったく違う食品として捉えるべきです。
果物がもたらす3つのメリット
お腹が空いた時は、冷凍マンゴーをよく食べています。マンゴーは食物繊維が豊富で、果物の中では比較的糖質が低く、腹持ちも良いので、私のダイエット中の間食に選んでます✨ pic.twitter.com/RdMCNpE18T
— てつ太郎 (@serotonin_nin) July 28, 2024
1. 腸内環境の改善
キウイやラズベリーに含まれる食物繊維は、腸の動きを促し、便秘の解消につながります。
さらに、バナナなどに含まれるオリゴ糖は善玉菌のエサとなり、腸内のバランスを整えてくれます。
2. 美容効果・抗酸化作用
ブルーベリーやグレープフルーツには、老化の原因となる活性酸素の働きを抑えるポリフェノールやビタミンCが豊富です。
肌のハリやくすみ対策にも一役買ってくれます。
3. 血糖値のコントロール
食後の血糖値が急激に上昇すると、脂肪として蓄積されやすくなります。
低GI値の果物を食べることで、この血糖スパイクを抑える効果が期待できます。
特にりんごやキウイは、血糖値が上がりにくい果物として知られています。
果物をダイエットに取り入れるときの注意点
今日の朝ごはんをお見舞いする
全粒粉カンパのオープンサンド、無糖ヨーグルト&キウイ、無塩トマトジュース。〆て422kcal。
ダイエット中に不足しがちなビタミンは果物で摂る。でも、果物の果糖は糖質の中でも特に体に吸収され易いので、朝食や昼食など活動量の多い時間帯に(全て受け売り)。 pic.twitter.com/Hp0PXGm3qF
— すのうぴい (@sunoupie2) July 9, 2024
ダイエット中に果物を上手に取り入れるには「量」「時間帯」「種類」の3つを意識することが大切です。
まず量については、厚生労働省が推奨する摂取目安は1日200g前後です。
これはバナナ2本、りんごなら1個、キウイで2~3個が目安です。これを超えると糖質オーバーになる可能性があります。
食べる時間帯は、エネルギーを消費しやすい朝~昼がおすすめです。
夜に果物を食べると、糖質がエネルギーとして使われず脂肪として蓄積されやすくなります。
種類の選び方については、GI値が低く、食物繊維やビタミンが豊富なものを優先的に選びましょう。
加工品(缶詰、ドライフルーツ、ジュースなど)は基本的に避け、できる限り「生のまま・皮ごと」で食べるのが理想的です。
まとめ
ダイエット中だから果物食べます pic.twitter.com/6l98fN3Ggh
— 狐狼まる@VRC雑談BAR店主 (@koroumaru8_VRC) May 13, 2024
果物は正しく選べば、ダイエットの大きな味方になります。
「果物=太る」は一面的な誤解にすぎません。
糖質は含まれていますが、それを上回るメリットと栄養があるからこそ、多くの栄養士が果物の摂取をすすめているのです。
ダイエット中は、過剰な制限ではなく「選んで・調整して・楽しむ」ことが大切です。
果物の自然な甘さを上手に取り入れて、心も体も満たされるヘルシーな食習慣を手に入れてください。
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