「マイプロテインは危ない」といった声を耳にして、購入をためらっている方は多いかもしれません。
ネット上には虫の混入や人工甘味料のリスク、腎臓への影響といった懸念が散見され、「本当に飲んで大丈夫?」と疑問を抱くのも無理はありません。
結論から言えば、マイプロテイン自体に明確な危険性があるという根拠は確認されていません。
とはいえ、消費者として注意すべき点があるのも事実です。
この記事では、マイプロテインが「危険」と言われる理由とその真偽、製品の安全性や利用時の注意点について深掘りして解説していきます。
マイプロテインとは?
最近はアスパルテームなど人工甘味料の危険さもよく拝見しますしね。
こちらのマッドプロテインさんは
人工甘味料無しのプロテイン。
普通にマイプロテイン並に美味しいですよ。
デザインも黒でカッコよく自分好みw#マッドプロテイン#天然甘味料#ステビア pic.twitter.com/GRlVzLqwQH— アイリーライフ (@IRIELIFE__PEACE) December 8, 2023
マイプロテインはイギリス発のスポーツ栄養ブランドで、ホエイプロテインをはじめとするサプリメント類を世界中で展開しています。
日本でも手頃な価格と豊富なフレーバーが支持され、多くの筋トレ愛好者やダイエッターが利用しています。
もともと大量生産と自社一貫製造によるコストカットで高品質・低価格を両立させた点が特徴です。
品質管理の体制も整っており、国際的なGMP(適正製造基準)にも準拠しています。
マイプロテインが「危険」と言われる理由とは?
マイプロテイン のブルーベリーが苦手すぎて飲むたびにガチで気持ち悪くなるんだけどあと8キロぐらい残ってる😭😭
安いからって味を確かめずに大量買いするのは危険ということがわかりました←当たり前 pic.twitter.com/dTSaXt9yrN
— ぷーしま先生🎸@寝ながらTOEIC730講座 (@Pushima_Sensei) December 26, 2020
虫の混入事件によるイメージ悪化
2021年に報じられた「プロテインバーへの虫混入事件」が最も広く知られるきっかけです。
この報道が拡散されたことで「マイプロテイン=不衛生」という印象が広がりました。
ただし、混入が報告されたのは一部の製品に限られ、それ以降の再発も確認されていません。
粉末状のホエイプロテインに関しては混入の報告もなく、現在は厳重な衛生管理のもと製造・検品が行われています。
海外製という漠然とした不安
日本国内で製造された製品と比較し、イギリス製であること自体に抵抗感を抱く方もいます。
「海外製=管理が甘いのでは?」といった先入観から、品質に疑問を持つ人も少なくありません。
しかしながら、マイプロテインはHACCP(危害分析重要管理点)に準じた生産管理を実施し、検査体制も厳格です。
日本の厚生労働省が定める輸入食品の審査基準もクリアしています。
安すぎる価格が逆に不安視されている
マイプロテインの最大の強みでもある「安さ」は、時として「粗悪品では?」といった疑念を呼びます。
たとえば国内の有名プロテインと比較すると、1kgあたり1,000円以上安いことも珍しくありません。
この安さの理由は、広告費削減や自社製造ラインの活用によるコストダウンです。
品質を犠牲にしたものではないという点は、企業側の公式見解や認証実績からも明らかです。
スクラロースなどの人工甘味料に対する不安
一部フレーバーには、人工甘味料(スクラロースなど)が含まれています。
これが「腸内環境への影響」「発がん性」などを心配する声につながっています。
ただし、現在の科学的根拠においては、適切な摂取量であれば人体への有害性は確認されていません。
各国の食品安全機関も摂取上限を設けて管理しており、マイプロテインの含有量はその範囲内です。
実際はどうなのか?マイプロテインの安全性について
マイプロテインの件、要は輸送途中に日本の高温多湿な気候で原料に混じっていた虫の卵が孵ったという事なのね。
作ってる国では卵を処理したりしないらしい(気候上必要ない)し、そもそも虫は危険な部類に入らないって事ね。
そりゃ会社との認識に相違が出るわけだ…— ヤシロ (@rachusa_iro) September 16, 2020
海外の品質認証を複数取得
マイプロテインは、製造時に「ISO9001」「GMP認証」「Informed-Sport認証」などの国際的な基準を満たしています。
中でもInformed-Sport認証は、禁止薬物の混入がないことを第三者機関が検査・保証するもので、アスリートにとって信頼性の高い証明です。
成分はシンプルで過剰な添加はなし
マイプロテインの「Impactホエイプロテイン・ノンフレーバー」は、乳清たんぱくと大豆レシチンのみで構成されており、非常にシンプルな設計です。
人工香料や甘味料が苦手な人には、このタイプが好まれています。
腎臓への影響についての研究結果
「プロテインは腎臓に悪い」といった声もありますが、健康な人が適切な量を摂取する限り、腎機能に問題が起きるという研究結果は見つかっていません。
体重1kgあたり1.5g〜2g程度のたんぱく質であれば、多くの研究において安全域とされています。むしろ、必要なたんぱく質が不足する方が、筋肉量の減少などのリスクを高めることになります。
利用時に気をつけたいポイント
投げ売りされてた不味いプロテインを美味しく飲むために色々ブレンドしてたら危険なカクテル?が出来てしまった。
マイプロテイン(黒糖ミルクティー:大分甘さ強い)+ニッカのアップルワイン+シナモン+ジャワティーストレート+不味いプロテインでシナモンアップルプロテインティーカクテルに— みかも/maccya (@mikamoai) October 3, 2023
マイプロテインは安全に飲める製品ですが、以下の点には注意を払いましょう。
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摂取量はパッケージの推奨に従い、過剰摂取を避けること
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初めて購入する場合は少量サイズから試すこと
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甘味料が気になる人は「ノンフレーバー」や「ステビア使用」の製品を選ぶ
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保管は高温多湿を避け、冷暗所に置く
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体調やアレルギー体質に合わせて成分表を確認する
まとめ
マイプロテインのクッキー結構美味しくておやつ感覚で食べてしまう。
ダイエットの時期に家に常備するのは危険や💦 pic.twitter.com/hJ5Vpz1LPu— Atsushi Kawakatsu (カワ) (@kawa_cycling) August 14, 2017
マイプロテインに「危険」というイメージが広がった背景には、一部の過去のトラブルや、価格の安さに対する不信感がありました。
しかし、実際には国際的な基準を満たし、品質・成分ともに高い水準を維持しています。
正しい知識を持ち、製品を適切に選べば、マイプロテインはコスパに優れた非常に有用なサプリメントです。
不安を払拭し、安心して活用するための第一歩として、まずは成分や安全基準についての理解を深めることが大切です。
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