「ジムに通いたいけれど、どこが自分に合っているのかわからない…」
そんな方にとって、24時間営業で全国展開しているエニタイムフィットネスとチョコザップは、選択肢の筆頭に上がるでしょう。
どちらも一見似たサービスに見えますが、実は“使う人の目的やレベル”によって向き不向きがはっきり分かれます。
本記事では、両ジムの違いや選び方のポイントをわかりやすくご紹介していきます。
チョコザップとエニタイムの違いとは?
✅現在、チョコザップと完全に競合するサービスは見当たらず、価格戦略、顧客とデジタルでつながるなどのビジネスモデルは容易に真似できない
✅エニタイムフィットネスと比較されるが利用料は月額7000円から1万円ほどで価格帯から見て別の市場、競合していない
— gaisan5 (@gaisan5) May 27, 2024
まず押さえておきたいのは、ジムの設計思想がまるで違うということです。
チョコザップは“気軽に通える”ことを最優先にしており、普段着で立ち寄って、短時間だけ軽く体を動かすような使い方を想定しています。
一方エニタイムは、筋力トレーニングを「習慣として真剣に取り組みたい人」のために作られた空間で、設備や空気感にも“本気度”がにじみ出ています。
どちらのジムも24時間営業で通いやすいのは共通ですが、目的が違えば選ぶべきジムも違ってきます。
設備の違いが使用感に直結する
エニタイムフィットネスの記事が面白い。チョコザップがカラオケやネイルを合わせたサービスのコンビニを目指す一方で、エニタイムはあくまで筋トレ市場を狙うと。女性狙いとかいけるかなぁ??… pic.twitter.com/vuJTYjJGJt
— よしや #本を1人で読めない人 (@freeryman) April 20, 2024
チョコザップは「とにかく手軽に運動を始めたい人」向けに、簡単操作のマシンが中心に置かれています。
使い方に迷わず、誰でも直感的に扱えるのが特徴で、日常の延長として気軽に取り入れやすい点が強みです。
また、美容設備としてセルフエステや脱毛機器も導入されている店舗が多く、運動とあわせて美容ケアもできるのは、他のジムにはない特徴です。
一方でエニタイムは、マシンの種類や台数、負荷調整の幅が圧倒的に豊富です。
バーベルやダンベルを使った高負荷トレーニングにも対応しており、筋肥大を目的にしている人にとっては欠かせないジムです。
店舗によってはパーソナルトレーナーも在籍しており、本格的な指導を受けることも可能です。
気になる月額料金とコストパフォーマンス
エニタイムフィットネスの記事が面白い。チョコザップがカラオケやネイルを合わせたサービスのコンビニを目指す一方で、エニタイムはあくまで筋トレ市場を狙うと。女性狙いとかいけるかなぁ??… pic.twitter.com/vuJTYjJGJt
— よしや #本を1人で読めない人 (@freeryman) April 20, 2024
料金については、明らかにチョコザップがリーズナブルです。
月額3,278円(税込)という価格で、トレーニング機器に加え、美容機器まで利用可能で、さらに入会金や事務手数料も無料で、クレジットカードさえあればすぐに入会できます。
対するエニタイムは、月会費が地域によって異なるものの、平均して7,000円〜10,000円程度かかります。
セキュリティキー発行費用(5,500円程度)も初期にかかるため、継続的な出費としてはそれなりの負担を考慮する必要があります。
もちろんその分、マシンや設備の質は高いため、「本気で筋肉をつけたい」「日々のトレーニングに妥協したくない」人には納得感のある価格とも言えるでしょう。
利用者の雰囲気から見るジムの性格
【エニタイムフィットネスとチョコザップの違い】
エニタイムとチョコザップでトレーニングしているのだけど、チョザップにはこんな服を着た女性はいません。
ロングスカートで筋トレしたり走ったりしている人はよく見かけます。#エニタイムフィットネス#チョコザップ pic.twitter.com/moCl1b9TnW
— 宇佐美ダイ@福岡糸島AIマンガ家(公式) (@daiusami) May 30, 2024
利用者層にも、両者の違いがよく表れています。
チョコザップには、ジム通いが初めてという人や、運動が苦手な方、忙しいビジネスパーソンや主婦層が多く見られます。
私服やスーツでそのまま立ち寄る姿も珍しくなく、いかに“ジムに来た”という気負いを持たずに通えるかが評価されています。
対してエニタイムでは、トレーニングウェアに身を包んだ利用者が黙々と汗を流す姿が目立ちます。
本格的に筋トレに取り組んでいる“トレーニー”が多く在籍しており、初心者にとっては少し緊張感を覚える雰囲気かもしれません。
ただ、最近は幅広い年齢層の利用も増えており、スタッフ在籍時間をうまく活用すれば初心者でも十分馴染むことができます。
ジムの広さと快適性も選ぶ基準に
田舎のチョコザップ、面積が広いせいかワークスペース、ドリンクバー、ゴルフスペースといろいろあるんだけど、筋トレだけしたい勢にとっては邪魔でしかないだろうな。
チョコザップがレジャーランド化していくにつれて筋トレガチ勢はエニタイムフィットネスとかに流れていく pic.twitter.com/lZIRBvm54n
— タロン@ネットワークエンジニア (@shin_taron) August 9, 2024
チョコザップの店舗は比較的小型で、30坪前後のところが多く、ピークタイムにはやや手狭に感じる場合もあります。
一方で、立地条件に優れていることが多く、駅近・住宅地密集地など“通いやすさ”を優先した設計になっています。
それに対し、エニタイムの施設は比較的広めに作られており、器具同士の間隔や通路のゆとりも十分に取られています。
ジム特有の“密”な圧迫感を避け、集中してトレーニングに取り組みたい人には理想的な空間と言えるでしょう。
スタッフの対応と安心感
店のすぐ横にチョコザップができた!
エニタイムフィットネスは休会中やけど解約してこっちにしよう!
オープンしてちょっと様子見してみよう♪ pic.twitter.com/UCRjLZbEZA— Take_Channel/Hobby Space 36@東大阪瓢箪山 (@Take_Channel36) March 21, 2023
どちらのジムも基本的に無人運営が主流ですが、エニタイムには「スタッフアワー」と呼ばれる時間帯が設定されており、その間は常駐スタッフが利用者をサポートします。
マシンの使い方や入会手続きの案内、トラブル対応など、困ったときにすぐ頼れる体制が整っています。
チョコザップは基本的に完全無人運営で、マシンの使い方に不安がある場合には動画やアプリ内でのガイドを頼る形になります。
そのため、「ジムが初めてで器具の使い方もわからない」という人には、やや不安が残るかもしれません。
最終的にどっちを選ぶべき?
エニタイムフィットネスとチョコザップってどっちが良いんだ
— Oo 桃蒟蒻ゆきる oO (@myst_yukil) May 21, 2025
結論から言えば、何をジムに求めているかで選択は明確に分かれます。
-
「とにかく安く、ゆるく、習慣として体を動かしたい」
→ チョコザップがおすすめ -
「しっかり筋肉をつけたい。本格的に体を鍛えたい」
→ エニタイムが最適
また、両方の特徴に魅力を感じる方や「まずはお試ししたい」という人には、単発利用が可能な“GYYM”のようなサービスを活用する方法もあります。
自分に合う空気感かどうかは、やはり実際に足を運んでみるのが一番確実です。
おわりに:ジム選びは「継続できるか」が最重要
チョコザップ入ってるけど
エニタイムフィットネスやめられないいっぱい汗かいてそのままシャワー🚿
これ。 pic.twitter.com/8EyglIgjig— ゲッキー🐣 (@gekiyasu) October 12, 2024
どちらのジムが優れているかではなく、自分が続けやすい環境かどうかが最も大切です。
毎日でなく週1回でも、10分だけでも、自分の生活に自然に組み込めるジムを選びましょう。
エニタイムかチョコザップか。
その選択が、あなたの生活と健康を変える第一歩になるかもしれません。
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