フィットネスジムにはワークスペースがある施設があります。
この少し意外な組み合わせが、今じわじわと利用者を増やしています。
それが、chocoZAP(チョコザップ)に導入されている「ワークスペース」という設備。
本記事では、このサービスの実態、どんな人に向いているのか、そしてどのように活用すれば「使える場所」になるのかを、利用前に押さえておくべき視点で解説していきます。
ジムにワークスペースがあるという新しい選択肢
チョコザップ が0円でコインランドリー開始。。。月100店舗以上で全国に急拡大なので周辺のコインランドリーへの打撃ヤバそう。あとはワーキングスペースとか貸し会議室、トランクルームなど省スペースでできる投資もよく考えたほうが良さそう。 pic.twitter.com/mt0hLXr9dq
— Fuji @COSOJI代表 | 不動産×テック(SaaS+BPO) (@1104nfuji) December 12, 2023
コワーキングスペース、カフェ、自宅、リモートワークや副業が浸透する中で、作業場所の選択肢は増えています。
その中で、あまり注目されてこなかったのが「フィットネスジムの中にあるワークスペース」です。
チョコザップがこの設備を提供し始めた背景には、「運動のついでに作業する」あるいは「作業のついでに運動する」という発想があります。
つまり、1日をもっと効率よく使いたい人向けの空間づくりです。
予約不要で使える気軽さの裏にある前提条件
おはようございます
チョコザップに洗濯機が登場!もはやなんでもありだな、洗濯しながらワーキングスペースで読書してマッサージイス座ってって運動どこー?都内にチョコザップが増えて、腹弱芸人としてはトイレで助かってます pic.twitter.com/BeCsRsSyal
— るーぴょん (@kuchiyafamily) March 9, 2024
もともとこのサービスは予約制でした。
しかし、現在は多くの店舗で予約不要で利用できるようになっています。
空いていれば誰でも自由に使えるというスタイルは、手軽さの点で大きなメリットがあります。
ただし、裏を返せば「必ず席が確保できるわけではない」ということでもあります。
フラッと立ち寄って使える反面、混雑する時間帯を避ける工夫が求められます。
設備はシンプルだが、必要十分
高松片原町のチョコザップ新しいサービスが導入されてました(暇だから見学)
3階建てで、1階がこのスペースにマシンこれだけw
2階は有酸素とちょこカフェ
カフェ飲んでみようと思ったら点検中のランプが…
3階はワーキングスペースとエステ、ネイル、マッサージチェア#チョコザップ pic.twitter.com/O1pDbgiBPR— まゆたん (@mayu_mayu0109) October 9, 2023
ワークスペースというと、デスクライトや仕切りのある個室を想像する方もいるかもしれません。
しかし、チョコザップが提供しているのは、あくまで「作業できる最低限の環境」。
電源とWi-Fi、作業用のデスク。それだけです。
一部店舗ではドリンクマシンがあった時期もありますが、現在は廃止されつつあり、純粋に作業目的の場所としてシンプルに整えられています。
必要以上に快適すぎない環境は、逆に「だらけずに集中したい人」にとってはメリットにもなります。
飲食禁止の理由は集中のため
おはようございます
本日は駒込に来てましてチョコザップでトレーニング、ここはマッサージ椅子やワーキングスペースがあって快適なんだよ(トレーニングは?)
今日は筋トレからのサウナからの焼肉!楽しみです pic.twitter.com/RmJ2Q1NPDN
— るーぴょん (@kuchiyafamily) May 11, 2024
このワークスペースでは、食事や飲み物の持ち込みが禁止されています。
このルールを不便に感じる方もいるかもしれませんが、集中して作業に取り組むという点ではプラスに働く側面もあります。
周囲に匂いや音がない、という環境は意外と貴重です。
静かにパソコンに向かいたい人にとって、余計な誘惑やストレスが排除されている点は評価できるポイントでしょう。
想定される使い方と、現実的な制限
今朝はチョコザップで朝活してけつかります
広さとかマシンの数とか店舗によってかなり差はあるけどランニングマシン、筋トレマシン、カラオケ(これが最高)、おまけにワーキングスペースまでありーので家族3人の中で俺が一番ハマってやがりますわ(つかカラオケはこれで四日連続…喉がガラガラっす)— タカノハ名人 (@boil_okiami) July 13, 2025
このワークスペースが本領を発揮するのは、30分〜1時間程度の短時間利用です。
会議やウェブ会話には不向きですが、集中してタスク処理をしたいときには有効です。
また、店内には当然ながらトレーニングマシンの利用者がいるため、完全な静寂は期待できません。
音に敏感な方は、ノイズキャンセリングイヤホンなどを持参しておくのが賢明です。
どんな人にとって「ちょうどいい」のか?
チョコザップ、遂にワーキングスペースとジムを合体させる pic.twitter.com/EvHge6DvqS
— sylph (@sylph_jp) May 13, 2024
このワークスペースが合うのは、以下のようなタイプの人です。
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自宅で集中しづらいが、カフェのような喧騒も苦手な人
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「朝の30分だけ作業したい」など、短時間の作業場所を探している人
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出張先や外出中に、少しの時間で作業したい人
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運動を習慣化したいが、ただジムに行くだけでは続かない人
こうしたニーズを持つ人にとっては、想像以上に利便性のある選択肢となる可能性があります。
店舗によって使いやすさは大きく変わる
近所に新しくできたチョコザップ😊
まさかのシャワールームついてた!カラオケもある!
ランドリーもある!
ワーキングスペースある!
もう住める‼︎でもドリンクバーも欲しいです☕️ pic.twitter.com/SxhA5ylAIY
— ぽざうにー (@posauny) June 7, 2024
ここで注意すべき点があります。それは、店舗ごとの設備差です。
椅子の高さ、机の形状、空間の広さなどが統一されていないため、ある店舗では快適でも、別の店舗では合わないというケースも少なくありません。
初めて使う前に一度だけ「下見」しておくと、自分に合った店舗を把握できます。
特に通勤・通学ルート上に複数店舗がある方は、それぞれ比較しておくと良いでしょう。
チョコザップ ワークスペースを最大限活用するコツ
チョコザップ&公園新規開拓
マシン充実してるチョコザップやったけど、唯一腹筋がなかった
腹筋こそどこにでもあるのに意外そしてワーキングスペース付きの店舗だったの激アツ
ただ気軽に行ける距離じゃないのが難点
でも外で作業できるスペースの引き出しが増えたのは収穫 pic.twitter.com/Ty41DSNV92— タツ (@tmbervo) October 8, 2024
このサービスを上手に活用するためのポイントをまとめると、以下の3点に集約されます。
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時間帯を見極める
平日の昼前や夕方前後は混雑する傾向があります。比較的空いているのは、早朝や夜遅くです。 -
ワークと運動の切り替えを意識する
集中力が切れたら、マシンを使って軽く体を動かす。これだけでリズムが整います。 -
目的を明確にして使う
「メールチェック30分」「企画メモだけ作る」など、具体的なタスクがあると短時間でも成果が出やすくなります。
まとめ:専用施設ではないからこそ、使い方次第で光る
【チョコザップ】ワーキングスペースがあるのは、気になる。
— 小西 雄一 (@konishiyuichi) April 29, 2024
チョコザップのワークスペースは、一般的なコワーキングスペースや図書館とは異なり、快適さよりも「機動性」と「シンプルさ」が特徴です。
この特徴を理解し、自分のライフスタイルに組み込むことができれば、月額3,278円でジムと作業環境の両方を確保できるサービスとして、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢になるでしょう。
「完璧な場所」を求めるのではなく、「ちょうどよい場所」を見つけたい人にこそ試してほしい、それがチョコザップのワークスペースです。
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